建て方 【あきる野の小さな家 ’12.05.31】
- 2012/07/01
- 22:13
空き地でガチャドカドカと騒音と立てて、工事が始まったと思ったら・・・数日後その前を通って驚く! というアレです。
関連記事 → / あきるの野小さな家 / 建て方 /
建主様にとっては、実際にボリュームが出て建物の大きさをリアルに認識する日。
さらに、その高さまで自分の身を持ち上げる事が出来る日でも。
「おぉ~2階からの景色はあんな所まで見えるのか!」
「この窓からは、こんな景色なのか」
「ここに立つと、思った以上に部屋が見渡せるんだね」
設計者は内部空間とか、建物ボリュームがイメージ出来ていて、色々なツールを使って建主様との共有を図る訳ですが・・・やはり、脳がリンクしない限り不可能のこと。
パースや模型にも限界があります。もっともっと良いツールで提案していきたいと思っています。

これは、建て方前日の様子。 翌日の夕方にはこの風景が一変する訳です
さて、順に建て方の写真をUPして行きます。




開始30分程度で、ここまで組み上がります。


2階の構造用合板(ア)28mmを貼っている様子
この事により、地震力を綺麗に伝達できるようになります。
この方法によらない場合は、「火打梁」が必要。


2階の柱が立ち始め…


2階の桁梁がのると、いよいよ周りの風景も一変してきます。
隣地(空地)のお花畑からの様子


梁の上にのる勇士達(^^) 右は、柱の傾きを1づつ確認しているところ。
高さ2.5mから吊り下げて、先端では糸一本程度の傾きも許さない精度で組み上げるのです。


その日の内に、屋根の垂木、断熱材、野地板…この後 アスファルトルーフィングまで施行完了!
最近、店舗併用などの60坪OVERの物件ばかりだから、とてつもなく早く感じてしまって。。。
コンパクトな設計も多数手がけたいなぁと、やはり感じるのでした(^^)
それにしても、南から東から北からも・・・3方向から坂を上がった場所に建ちあがったので、ビックリするほど大きく見えました。
これでも、階の高さを低く抑え、屋根も形状を工夫して納めた建物なんて…。チョット得した気分。
施工:株式会社 波多野建築

住宅設計、商業建築設計
その他サービスに関するご質問は・・・電話 0283-27-0306
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